居抜き物件とは?仕組みと対象設備をわかりやすく解説
居抜き物件(いぬきぶっけん)とは、 前テナントが使用していた内装・設備・什器類をそのまま残した状態で引き継げるテナント物件のことを指します。 スケルトン物件(内装を撤去した躯体だけの状態)と対比される用語で、 飲食店・美容室・クリニックなど設備投資が大きい業種で特に需要があります。
居抜きで引き継げる主な設備
- 厨房機器(コンロ・フライヤー・製氷機・冷蔵庫など)
- 排気ダクト・フード・グリストラップ
- 給排水・給湯設備
- 空調・換気設備
- 内装(床・壁・天井仕上げ・カウンター造作)
- 照明・電気設備
- 什器・テーブル・椅子・レジ
- 看板・袖看板
居抜き契約の一般的な流れ
- 物件の内見・前テナントの業種と設備状態を確認
- 前テナント(または仲介業者)と造作譲渡料の交渉
- 貸主(大家)との賃貸借契約の締結
- 造作譲渡料の支払い・造作譲渡契約書の締結
- 引渡し・営業開始準備
注意点
居抜き契約は貸主の承諾が前提条件となります。 また、造作譲渡契約書に含まれる設備リストと実物に差異がないか、 引渡し前に必ず現地で確認してください。 老朽化・故障している設備を「動作保証なし」で引き継いだ結果、 入居後すぐに入れ替えが必要になるケースも珍しくありません。