造作譲渡料とは?相場・算定根拠・交渉のポイント
造作譲渡料(ぞうさくじょうとりょう)とは、 居抜き物件で前テナントから内装・設備・什器を買い取る際に支払う費用のことです。 物件の賃料・敷金とは別に、前テナント(または仲介業者)へ一括で支払います。 業種・坪数・設備の充実度・経過年数で金額は大きく変動するため、 内訳書の提示を求めて妥当性を必ず確認しましょう。
相場感(目安)
- 小規模飲食店(10〜20坪): 数十万円〜200万円
- 中規模飲食店(20〜40坪): 300万〜1,000万円
- 美容室・サロン: 100万〜500万円
- クリニック(X線・検査設備あり): 1,000万〜数千万円
- 物販・オフィス: 50万〜300万円
※ 上記はあくまで目安。高級内装・特殊設備・立地条件で大きく上振れします。
算定根拠の確認ポイント
- 内訳書の提示(設備・什器の購入時価格と経過年数)
- 減価償却後の残存価値が妥当か
- 動作不良・老朽化している設備が計上されていないか
- 自店舗で流用できない設備が含まれていないか
- 消費税の扱い(税込/税抜)の確認
交渉のコツ
前テナントが早期撤退・閉店を急いでいる場合は値引き余地が大きくなります。 また、特定設備が自店舗で不要な場合は「引き取らない条件」で減額を打診しましょう。 営業譲渡と異なり、造作譲渡料には「のれん代」は含まれない点にも注意してください。